ヒューロムアドバンスド100を実際に使った感想
ヒューロムスロージューサーの最新モデルとして2018年に登場した機種アドバンスド100。
今までのスロージューサーで使われていた金属製のメッシュストレーナーが廃止になりました。
そして代わりにジュースを漉しているのが、細長い縦穴状のスリットが並んでいる樹脂フィルター。
ぶっちゃけ私、このアドバンスド100で実際に人参りんごジュースを絞ってみるまで、けっこう不安を抱いてました。
「こんなんで本当にジュースが搾れるの???」と。
スクリューやモーターのパワーはこれまで同様って感じで、よそのメーカーさんの製品よりもずっと信頼度が高いことに変わりはありません。
たとえば包丁で切っているそばから果汁が流れ出してくるような柑橘類とかならなんとなく行けそうな感覚なのはわかるんです。
でもあれだけ硬い人参を圧搾してジュースを絞り出すのに、樹脂フィルターの隙間で大丈夫なわけ?
と、疑いの目で見てたというのが正直な感想なんです。
そういうせいもあって、初めてアドバンスド100を使うときには超ドキドキわくわくしてました。
通常のように人参を下ごしらえし、2段式に生まれ変わったドラムキャップの上側から投入していくと・・・
材料の大きさや太さの加減で鳴るバキバキ、ゴリゴリの音とともに、今までのスロージューサーと変わりなく、徐々にジュースがドラム内に溜まってくるじゃないですか。
「うわー、本当に絞れるんだ〜」
以前のストレーナーに何の遜色もなく、この2つ重ねの樹脂フィルターの隙間からジュースが滲み出来てくるんです。
おまけに、今までならシリコン製のブラシ(というか、スキージーみたいなもの)がドラムの中で回転していたのですが、それもナシ。
ブラシがついていないので当たり前の事とは言え、ドラムを見ていると、ジュースの水位だけが静か〜に上がっていくんですよね。
モーター音はH-AAの物とは若干質が違うようですが、材料を入れるまではより静かなくらいかも。
搾っている最中もうるさいという感じは全くありません。
材料を上から入れると、タンク内にただただジュースができてくる不思議さ。
「このジューサー、なんかとってもスゴイ!」
と妙に感心してしまいました。
そしてさらに感動したのが搾りかすの方。
排出口の調整レバーも新設計になったのですが、残りカスが「これでもか」というほどギュギュッと絞られて押し出されてくるんです。
写真を見てもわかるかと思うのですが、もうこれ以上はない、っていうくらい固まってますよね。
それから個人的に一番嬉しいと感じたのがスクリュー裏に新規で付いたパッキン。
前の方の記事にも書きましたが、これ、H-AAまでのスクリューにはついていなかったパーツなんです。
このスクリューの内側って、にんじんジュースを搾り終えて、いざ洗おうと分解してみると、絞られていない状態の材料がビッチリと入り込んでしまっていた場所。
単なる搾りかすならそのまま洗い流してもいいようなものなのですが、このスクリューに溜まっている人参って、単に材料が細かく砕かれただけ段階のもの。
食べてみて貰うと良く分かるのですが、まだジュースが絞られていない状態のままなんですよね。
水分タップリで、搾りかすというよりは「おろしニンジン」みたいな味と食感がします。
最初から搾りかすを捨ててしまうと決めている方にはどうでもいいことですが、基本私は残りカスも食べる派です。
とてもじゃありませんが、この美味し過ぎる人参おろしを捨てるなんてできません。
洗う手間が面倒がられている今までのスロージューサーは、ジュースを一通り絞り終わった後にジュースキャップを閉めた状態で水を流し入れて数秒間作動させるという簡易洗浄が手軽にキレイになるということで推奨されてます。
この予洗いみたいな一手間は、ドラムの内側やスクリューの溝に残ったカスを、ざっざっと流してくれるので、部品をバラして洗う際の大量のカスにうんざりさせられないで済むことは間違いないです。
でもスクリューの内側のカスは溜まったまま残ってます。
カスは出てこないくせに水分は入り込んでいくため、何もしないままならニンジンおろし的な味だったところから、ジュース分が水に置き換わってしまい、もうどうにも食べられないゴミに変わっちゃうんです。
もったいないお化けに取り憑かれているケチな主婦としては、簡易洗浄でちょっと洗うときに楽できるよりも、スクリューの内側のニンジンを美味しく食べる方がぜんぜん大事!
なのでH-AAまでのスロージューサーでニンジンジュースを作る際、簡易洗浄はしないままで分解して、ドラム内やスクリューについた搾りかすもゴムベラとかでかき集めて、食べてたんですよね。
面倒くさそー、と思われるのは承知ですが、ある意味、絞りカスの中では、スクリューの内側に溜まっているカスが 一番美味しいので、わたし自身は面倒に感じてません。
なんか、搾りかすについて熱く語っててバカみたいですけど、アドバンスド100では、この一番オイシイ搾りカスが出来なくなったということなんです。
だから簡易洗浄も心置きなくしちゃえるようになりました、って話です。
あー、前振り長かったですよね。
ごめんなさい。
でも個人的には、このスクリューの裏側にニンジンおろしが溜まることって、スロージューサーでの一番の不満といってもいいくらいのデメリットだったんです。
本気で「なんでこの穴、塞がないでほっとくかなぁ」といつもイラってたくらいなレベルのマイナスポイントと感じてましたから。
それが、アドバンスド100では、スクリューにこんなシリコンフィルター1つが付いただけで、一気に解決されちゃうなんて!
「もっとはやく気づけよ、ヒューロム!」もとい…
「分かってくれてありがとう!ヒューロムさん」ってトコです。
ガチで、嬉しいです。
ちなみに誰もが面倒に感じているらしい“スロージューサーの後片付け”。
わたしは洗うのが面倒くさいっていう感覚はそんなにないんですよね。
さっき書いているみたいに、とりあえず搾り終わったら、部品を分解しながら、ざざっとカスを取り除いて、端から全部、水に浸けちゃっときます。
ジューサーの後片付けが大変なのって、絞った後のドラムやストレーナーを放っておいて乾かしちゃうからなんですよね。
一旦乾くと本当の意味での野菜のカスとかがこびりついてしまい、なかなか落ちてくれません。
朝食の用意とかと一緒にジュースを絞ってると、つい洗うのを後回しにしてしまいがちです。
なので、とりあえず水を張った洗いおけに入れてしまえば、そんなに苦労しないで落とせます。
とはいえアドバンスド100のフィルターは洗うの楽!
これは凄いと思います。
ブラシの出番とか全くないですもん。
ご家庭によっては、食洗機に入れられないというのはネックかもですけど、油ヨゴレじゃないので、すぐに落ちますし。
組み立てもたしかにH-AA時代よりもチャチャっとはまるようになってます。
今までのジューサーに感じていた不満がなくなった機種がアドバンスド100って感じがします。
妊婦おやつにオススメ!ヘルシーさ満点無農薬にんじんファイバーでダイエットにもバッチリ
妊婦のおやつは食事以上に気を使うものですよね。
妊娠初期のつわりがおさまると、食欲が回復するどころか、以前よりも食べたくて仕方がないというかたも多いと思います。
とはいえ体調管理の基本ともいうべきは食生活。
むやみやたらに間食したり、市販のスナック菓子などをダラダラと食べ続けるわけにはいきません。
それでも甘いものが欲しくて我慢できない!
こんな時、にんじんを絞ったコールドプレスジュースやフルーツ多めのスムージーを飲むのってかなりオススメ度高い選択肢です。
でもどうしても、お菓子っぽいものが食べたい!のであればおからクッキーとかなら、少量でもお腹にたまるので常備しておくのも手。
そして個人的にもっとオススメなのがこれ。
にんじんファイバーを乾燥させて作った、クッキーもどきのお菓子。
その名も「にんじん繊維物語」。
(って、そのまんま過ぎる 笑)
冷凍人参ジュースや瓶詰めのストレートタイプのにんじんりんごレモンジュースを製造販売している会社ピカイチ野菜くんで作っている人参でできているお菓子です。
実際にはお菓子というよりも、ほぼ野菜そのもの。
ジュースを絞ったファイバーからさらに水分を乾燥させて固形にした食品なので、小麦粉とか卵は一切使われていません。
ローフードみたいにディハイドレーターのチップスじゃないですけど、まんま乾燥野菜ですね。
不溶性の方の繊維でギュギュッとできているので、お腹持ちはおからクッキー以上といっても過言ではありません。
そのうえ、たった一粒にトマト1個分に相当するビタミンAを含んでいると聞けば、こちらを食べないでどうするの?って感じじゃないですか?
プレーンタイプは香ばしいゴマがアクセントになって後引く美味しさ。
とにかく体にいいことづくめのマヌカハニー入りにはカシューナッツが混ぜてあって、好みはあると思いますが、どちらかといえばこちらの方がおやつ感が高いかも。
美味しいのでうっかりぽりぽり食べちゃうんですが、どちらも少し経つとお腹で繊維が膨れる感じがきます。
一気に食べると、意外に苦しくなるのでそれなりに注意してください。笑
妊娠中に限らず、授乳で食べ物に気をつけないとならないママの産後ダイエットにももってこい!
口寂しいときの無添加おやつとしてマジでオススメです。
ピカイチ野菜くん冷凍にんじんジュース「皮ごとゆず」新登場!
ピカイチ野菜くんはスロージューサーで有名ですが、じつは八百屋さんです。
そしてにんじんやスロージューサー以外に、自社ブランドで製造している人参ジュースの販売もしています。
既製品のジュースと言っても、ピカイチ野菜くんのオリジナルジュースは品種や栽培方法にこだわった人参だけを使用して作られているので、大量生産の濃縮還元ジュースとは比較にならない美味しさなんですよね。
100%ストレートタイプの瓶入り冷凍ジュースとがあるのですが、どちらも飲み過ぎ注意!なほど美味しいんですよね。
スーパーで市販されている野菜ジュースとは次元の違いがありありと出てるのが、一口飲めば歴然!
良い素材を丁寧に絞るとこうも差が出るのか!としみじみしちゃいます。
我が家では、ふだんはスロージューサーで人参とりんごのコールドプレスジュースを作って飲むのですが、夏場はシーズンオフのりんごの値段が高く、そのくせ美味しくないので、別のジュースにしてしまうことも。
人参自体にしても夏は端境期で冬の時期のような甘くておいしいにんじんは出回りませんしね。
こんな時に便利なのが季節構わず飲めるのが冷凍や瓶入りの人参ジュースです。
とくに冷凍人参ジュースは種類も豊富で、我が家では奪い合いの大人気!
無農薬にんじん+レモン、無農薬にんじん+りんご+レモン、それからとにかく体に効きそうな葉っぱ付き丸ごと人参ジュースなんていうのもあります。
しかもどれもおいしいから選ぶのに困る!
冷凍庫のスペースが許せばどーんとまとめ買いしたいところですが、うちの冷蔵庫はあんまり大型ではないので1種類ずつの購入で我慢!なんですよね。
あと最近新しく発売になった皮ごとゆずde人参ジュースがめちゃおいしいので、まだ飲んだことがないならぜひ試してみてください。
それぞれの人参ジュースを並べてみると、見た目も少しずつ違っているのがわかると思います。
葉っぱ付きは人参の特徴でもある、ややクセのある香りを感じます。
初めて飲むときには特にそうかも。
ケールの本物の青汁とか、そういう系に慣れている私自身は結構好きなブレンドなのですが、誰にでもおすすめできるのかというとやや好みが分かれる味かもしれないです。
慣れてしまうと逆に美味しいと思うのですが、小さいお子さんとかにはにんじんりんごレモンジュースが鉄板!ですね。
ゆず入りは口に含むと本当にゆずのいい香りがして、家でも作ってみたいと思うほど。
かなりお気に入りになってしまったので、うちではしばらくは他の人参ジュースのローテーションをストップさせてこれの購入が続くかもしれないです。笑
にんじんジュース用のニンジン
スロージューサーでにんじんジュースを飲む際、当たり前のことながら、とにかく人参がないと始まりません。
近所のスーパーの野菜コーナーの棚を見ても、本日のお買い得品から無農薬とか有機栽培、選択肢はいろいろあります。
健康に気を使って飲むジュースですから、できれば材料の品質にもこだわりたいですがネックになるのは質の高さに比例して上がるお値段の高さです。
農薬を使わないで育てようとすれば、害虫駆除の手間が増えるのは当然ですし、化学肥料に頼らずに栽培するなら、畑の土作りから取り組む必要があります。
農家さんの労力を考えれば、手間隙をかけた分、野菜果物の価格に反映されて高くなるのは仕方のないことです。
とはいえ、にんじんジュースを家族みんなで日常的に毎日絞って飲むとなると、消費量もそこそこ必要になります。
安心で安全なにんじんを買いたいなー、と考えると産直も一つの方法です。
ただ、個人がにんじん農家さんから直接買う場合、その農家さんの収穫時しか購入できないことになってしまいます。
これでは年間を通して美味しいにんじんジュースを続けていくのは無理なお話。
そして意外に送料がバカにならないので、結果的に安いわけでもなかったりします。
結局は高級食材も常備している大手スーパーや百貨店、自然食品を扱うような専門店で割高に購入している人がほとんどなのではないでしょうか?
ちなみに我が家の場合、季節によっても使い分けはしていますが、ピカイチ野菜くんで箱買いするのが基本です。
毎日一定量のにんじんをジュースにして飲むのであれば5kgくらいは数日で無くなっちゃいますから。
本音で言えば10kg入りを買いたいところですが、冷蔵庫事情が許してくれないサイズなので我慢してます。
人参は日持ちする野菜と思われがちですが、常温で置いておくと見た目にはわからなくても栄養価がどんどん下がっていくのでおすすめできません。
スロージューサーで絞ったにんじんジュースは、素材自体の甘さだけで十二分に美味しいので、初めて飲む人は誰でも驚きます。
お砂糖やハチミツを足しているわけでもないのに、なんであんなに美味しいのか?と不思議なほど。
それがピカイチ野菜くんから買ったニンジンだとさらにワンランク上の味がします。
取り扱っているにんじんが、近くのスーパーで買うにんじんとはまるで違うんですよね。
写真だと伝わりにくいかもですけど、こんな風に真ん中の部分がおっきくて中の方の色味が濃く、見るからに美味しさがわかります。
その辺のお店には絶対出回らないですよね。
それとピカイチ野菜くんからにんじんを買った時に入っている保存袋がすごいんです。
ニンジン用のオリジナル鮮度保持袋キャロフレッシュ!
最近よく見かけるようになった野菜やくだものの“鮮度保持袋”ですが、実際のところ統一規格や日持ちに関しての基準って決まっていないあやふやなものでもあります。
たんなるビニール袋に入れたとしても、裸で置いておくよりは長持ちするわけですから、それを鮮度保持できます!みたいにうたっちゃってる“なんんちゃって”も存在してるほど、やや適当な商品カテゴリーなんですよね。
でも、ピカイチ野菜くんの鮮度保持袋に関しては効果を数値で検証していて、ちゃんと信頼できる製品を採用しています。
しかも、酸素をカットする量などもニンジン専用に開発したのだとか。
美味しさをキープするためにも、栄養の損失を避けるのは必須条件。
じつはわたし、ピカイチ野菜くんに問い合わせしたいことがあった際に、仕入れ担当者さんとお話したことがあるんです。
とにかく高品質の良いニンジンを日本全国から集め、最高の状態で消費者に届けるのをご自分の使命に考えている方で、ニンジンについてものすごく熱く語ってくれました。
なんというか、ホントにんじんに惚れ込んでるっていう印象で、人生をにんじんにかけてるんだろうなぁって想像しちゃいました。
なので、買いたいと考えたその時点で、ピカイチ野菜くんから買うニンジンが日本のどこのお店で買うよりも一番間違いのない人参と思って大丈夫です。
スロージューサー選び方の基準とは?
スロージューサーってどうやって選ぶものなのか?
メーカーや機種によってそんなに違いがあるものなのか?
スロージューサーで作るにんじんジュースが健康に良いらしいとテレビの情報番組で紹介されていたので、買おうとしたけど意外に高いので躊躇している・・・
こういう人って結構多いみたいですね。
数年来Huromのスロージューサーを使い続けているわたし自身も、一番最初に購入するときには、どれを買おうか、かなり調べまくりました。
そもそも低速回転式ジューサーという商品がどういうものなのかを知りませんでしたから、自分の中に基準がない状態。
大昔、家庭で生ジュースを作るのが大流行した頃に母が買ってしばらく使っていたジューサーミキサーと何が違うのか?
栄養分が破壊されずに多く残っているジュースができるとかいうけど、じゃあ今までのジュースを飲んでたのは無意味だったの?とか。
たとえばスムージーの場合、作るのに最高峰と言われる超高額商品のバイタミックスがあります。
でもあれはブレンダー(ミキサー)なので、調理用としても活躍できる側面があるため、値段が高くても仕方がないのかな?と思えなくもありません。
ところがスロージューサーの場合、どの会社のジューサーを選ぶにしても、コールドプレスという方式で野菜や果物をジュースにするのが用途のメイン。
というよりぶっちゃけそのジュースを作るためだけの機械でしかありません。
専用調理家電のくせに、いやに高いよね?
っていうか、専用品だからこその価格なのですが、そこは悲しいかな庶民の発想。
「安いのじゃダメなの?」 と思うのは、もちろんあなただけじゃありません。
少なくともヒューロムのものよりパナとかシャープの方が安いので、買いやすいことは事実です。
ただ、日本の家電メーカーのスロージューサーは、コンパクトを目指してしまっているせいか、やや耐久性に欠ける傾向にあります。
モーターのパワーも小さいので、ヒューロム社のジューサと比べてしまうと搾汁量が少なめだし、運転時間もヒューロムほどは長く使えない仕様です。
モーター自体、直流と交流等の違いもありますが、硬い材料でジュースを作っていると非力なモーターはどんどん熱を持ってきてしまいます。
ちなみにバイタミックスはスムージー調理なら氷を入れないとダメなくらいカッターの刃の摩擦熱がおきます。
なにせ材料を回しているだけで熱々のスープができてしまうほど別次元な製品。笑
せっかく低温で酵素を壊さないように絞るコールドプレスジュースのモーターが熱くなるようだと、ちょっといだだけない話です。
ヒューロムの場合は低速でジュースを絞るために設計された専用モータが、家庭用とは思えないほどのパワフルさで、あの固い人参も難なく搾ってくれる頼もしさがあります。
価格が高い機種は高いだけの理由があるってことなんですよね。
あと、最初から激安価格設定のスロージューサーはお勧めできないです。
スロージューサーという製品自体が想像つかないし、どんだけのものだか分からないので、とりあえずお試し感覚で安いのを買ってみる。
って、じつはこのパターン、最悪です。
なぜなら、お安いスロージューサーはすぐに壊れるから。
“壊れる”はさすがに語弊があるので、「壊れやすいから」にしときますけど。笑
家庭用スロージューサーの場合、安いといっても1万円以上くらいから。
それを特別間違った使い方をしたわけでもないのに、廉価版ジューサーだと部品類がすぐにへたってきたりしがちなんですよね。
部品によっては保証も有償で、しかも意外に高額です。
激安商品だとおそらく通販かと思いますし、家電量販店で購入したとしても、そこで修理を頼めるわけではありません。
破損状態や故障箇所をメーカーで調べてもらうために宅急便を頼むと、大きいし重いしで送料だけでもバカになりません。
ヒューロムのスロージューサーもメーカー保障は1年間で、基本的にはモーター本体が無償保障の範疇です。
でもヒューロムのスロージューサーを買う場合は通販でピカイチ野菜くんという販売店からの購入だと保障期間が5年に延ばせます。
ピカイチ野菜くんはジューサーの修理設備も自社で持っているので安心感が違いますしね。
というよりもサービス体制は、発売会社のヒューロムよりも上と言っていいくらいの手厚さですから。
日本の大手家電メーカーにしても部品の保有期間とかって短いし、修理費用は高額だしで、故障時の対応って冷たいじゃないですか。
明らかに「直すより新しい製品を買って欲しい」という姿勢が見え見え。
そりゃあ企業だって商品が売れないと死活問題ですから、ある程度は仕方ないと思います。
でも消費者側からすれば、直るものなら修理して長く使っていきたいと考えますよね。
ピカイチ野菜くんでは、既にヒューロムが扱いをやめてしまっている古い機種の部品も保持して、修理対応してくれるケースもよくあるくらい、お客さんの側に立ってくれている販売店です。
じつはそもそもピカイチ野菜くんはジューサーの販売会社ということではなく、人参をメインとした野菜を取り扱う会社。
そこが、がん治療の一環としてご存知の方も多いゲルソン療法のために人参を大量購入されるお客さんが多くいるため、ジューサーの販売も手がけているという経緯。
闘病の方のお役に立つならと、ジューサー修理に関しても力を入れてメンテナンス工場まで作ってしまったというわけです。
なんか、泣けてくるええ話ですよねー。
いずれにしても、せっかくスロージューサーを購入するのであれば、最初は値段の高さをちょっとネックに感じるかもしれませんが、いいものを選んで、長く使う方が最終的に損しないで済みますよ。
ヒューロムスロージューサーH-AAと最新モデルアドバンスド100の違い
スロージューサーといえばヒューロム!なのですが今回アドバンスド100という最新モデルが発売になりました。
1つ前の機種H-AAもとても優れたスロージューサーですが、このアドバンスド100はさらに使い勝手が向上して大感動!
H-AAと比較をしながらアドバンスド100を実際に使ってみたのでレビューします。
販売会社のピカイチ野菜くんでの公式ページで、過去のスロージューサーとは全く別物といってもいいくらいな進化を遂げてる機種との触れ込みなので、どんな風に絞れるのか超ワクワクでした。
そして実際に、いろんな部分の進化にビックリさせられちゃいました!
まず初めてアドバンスド100を使って驚かされたのがドラムの中でストレーナーが回っていないという点。
コールドプレスジュースを作るための低速ジューサーは、ゆっくり回転するスクリューで人参などの素材を押しつぶして搾汁します。
H-AAまでのモデルではステンレスの網状のストレーナーと樹脂製のスクリューとがドラムの中で一緒に回りながらジュースを絞る仕組みでした。
それがアドバンスド100の場合、回るのはスクリューのみ。
新設計フィルターのスリット部分からジュースが濾されてタンク内に溜まってきます。
「回ってないのに絞れちゃうんだ!」
落ち着いて考えれば、スクリュー側が回転していれば材料は下に向かって移動する構造なので不思議はないのですが、今までのものを見慣れていると、フィルターからジュースが勝手に染み出してくるのが新鮮に感じます。
そしてこのフィルターがすごいのは、何と言っても後片付けのお手軽さ!
細かい網目構造ではなくなったおかげで洗う手間がものすごく楽になりました。
それと、スクリューの内側にパッキンがついたことが、個人的にはかなりのおすすめポイントです。
これまでの機種では、このスクリューの内側の空洞部分にかすが入り込んでしまってたんです。
しかも完全に絞られる前の状態で残ってしまうので、ケチな主婦のわたしとしては勿体無い感でいっぱいでした。
ヒューロムだって、そういう不便は気づいてたんでしょうねー。
それがこのパッキンのおかげで、一気に解決!
このパーツひとつで、ここまで違いに差が出るんですからビックリですよね。
ちなみにこの中に溜まってる搾りかす、もったいながりなわたしは必ず食べてました。
おそらくそのまま洗っちゃってるとシンクが人参だらけになること請け合い。w
その意味からも、洗浄が面倒臭いがゆえにスロージューサーを買うのをやめてた人には文句ナシ!の機種ですね。
その他便利になった部分は投入方法を選べるようになったこと。
例えば今までだと、プチトマトやブドウのように小さな素材を一個一個つまんで入れていくのはちょっと面倒でした。
アドバンスド100では、こんな感じに2段式になった下側の部分から流し入れられるようになってます。
もちろん通常のカット野菜も今まで通りに入れられます。
こういう所って、些細なことのようですが、毎日使う家電なので、少しでも楽に使えるに越したことはありませんからね。
スロージューサーのおすすめ機種選びで迷っているなら、やっぱり最新機種の購入が間違いないと、ヘビーユーザーのわたしは考えています。
洗うのや片付けが手間がかからないと、負担に感じてしまいがちな朝の忙しい時間のジュース作りもカンタンに習慣にできますよ♪
2018年最新機種 ヒューロムスロージューサーアドバンスド100
ヒューロムアドバンスド100の特徴と2018年発売開始日
スロージューサーのヒューロムから新製品アドバンスド100が発売開始になりました。
2018年6月時点での現行最新モデルはヒューロムH-AAです。
そして夏にアドバンスド100というスゴイ機種が出るって分かったんです。
もうこれ、今まで低速ジューサーは面倒そうでイマイチ踏み切れないなー、みたいに購入を迷っていた人も「買わないとダメでしょ!」っていうくらいに便利に進化したスロージューサーですよ。
6月の現時点で分かっているのは、ヒューロムの正規代理店であるピカイチ野菜くんで先行販売を受け付けているものの、実際に手元に届くのは7月中旬ということ。
しかも限定台数(でもオマケ付き)なので、確実に手に入れたい方は急がないとダメかも。
2018年最新機種
ヒューロムスロージューサーアドバンスド100をすぐに買う→
低速ジューサーの売れ筋マシン・ヒューロムHAAの後継モデルに当たるアドバンスド100は何がどう変わったのか?というと…
ぶっちゃけ全部!
は、言い過ぎですが、今のH−AAが、すっかり過去の製品に感じられるほどの完成度なんです!
そういえば、ここのところH-AAを大幅値引きして売ってるキャンペーンを見かけた記憶があるのですが、新製品発売に伴う商品切り替えの目的だっだのね、と妙に納得。
これは理由を知らずに「最安値価格に下がってる〜♪」と思って、今のH-AAを買うとちょっとショックかも(T_T)
で、この最新型ヒューロムアドバンスド100。
今回の進化の特長のメインはというと・・・
- デザインが超おしゃれになった!
- 洗浄がメチャメチャ楽になった!
- ジュース搾る際の手間が減った!
ってところでしょうか。
というより、もはやこれ以上どこをどうする?って話ですよね。
もーねー、本音で言えばいまのH-AAをメルカリにでも出して、買い直す気満々なんです。
とにかく早く新しいやつの実力を試してみたい!
実際に絞ったニンジンジュースをすぐにも飲んでみたい!!
って思ってるんですよね。
(なんかちょっと危ない人かも。笑)
特徴その1:見た目のオシャレ感アップ!
そこなの?っていうツッコミは聞こえないことにして好き勝手に書きます♪
ジューサーって、所詮はキッチン家電でしょ?とはいうものの、実用感最優先の調理器具とはやっぱり用途もイメージも異なります。
せっかく健康的にもワンランク上のスロージュースを飲むんですから、素敵なマシンで作れるなら、雰囲気いいに越したことはありません。
グラスを置けるスタンドとか、もうなんだかおしゃれなエスプレッソマシンっぽいですよねー。
個人的には瞬殺で一目惚れ!です。
特徴その2:洗う手間が激減!
ステンレス製のパンチングのザルのような構造だったジュースストレーナーが樹脂製フィルターに取って代わったアドバンスド100。
細かい穴に人参カスが詰まったりしないので、蛇口の下で水を流せばもうキレイ!
とにかく今回新発売での一番の売りは、この部分にあると思います。
これマジで凄すぎです!
特徴その3:組み立てしやすさがアップ!
洗いやすさアップの条件と理由は重なるのですが、部品の複雑さが減った分、組み立ても楽になってます。
いくつかの部品が組み合わさった状態でジュースを絞る仕様のスロージューサーは、使うたびに組み立て、使用後にバラして洗浄し、次に使う時にはまた組み立てる、という調理家電としては若干手間のかかるタイプの機械です。
一つ前のモデルヒューロムH-AAが組み立てるのに面倒くさかったのか?というと決してそんなことはありませんでしたし、組み立て手順自体、誰でも2、3回使えば、だいたい慣れてしまう程度のパーツしかありません。
それでも、スクリューが噛み合う部分とか、キャップをはめる時に、良い位置で回さないと正しく収まらずにやり直すなんていうケースは起こりやすかったりしてました。
でもこのhuromアドバンスド100は部品と部品のどこを合わせると正しい状態にセットされるかが一目瞭然。
逆に機械の構造そのものが、セッティングする場所は「ここしかない」という位置にはまるように設計されているマシンです。
特徴その4:材料の投入が楽チンに!
スロージューサーって、実際の絞る速度がそこまで遅いわけではありません。
でも高速回転で、みじん切りというか擦り下ろしに近いカラクリで作っている一般的なジューサーとは内部構造が全く違います。
なので今までのタイプのスロージューサーは、材料の野菜や果物を全部セットした状態でスイッチオン!という搾汁はできなかったんですよね。
ところが今回のアドバンスド100は、投入口が2つに分けてあるんです。
上段投入口からは細長く下ごしらえしたニンジンやセロリなどの野菜類向けで、現状モデルと同じような使い方をする部分です。
そして今回追加になったのが、側面投入口!
例えばミニトマトやブドウのような元々小さめの果物や野菜類を投入しやすいように考えられたものです。
ここが使いようによっては超便利!なんですよね。
今まではステック状に切っていたニンジンも、ダイス状にカットしてしまえばこの受け皿のような部分に流し入れることが可能になりました。
これは助かる!
切る手間が増えるというデメリットはあるものの、たとえば前の晩に支度しておけば、朝はどんどん材料を入れられるってこと。
今のように材料を一つ一つ、ドラムに詰まらないように、ドラムに吸い込まれていくタイミングを確認しながら投入するいつもの作業も、楽しいので嫌いじゃないです。
小さい子供たちとかと一緒にジュースを作るなら、こういう手順を踏むのもいいコミュニケーションですしね。
それがこのアドバンスド100だと、ある程度材料をガッと入れておいても順々に中に取り込まれていって絞られていく感じになります。
スロージューサーにつきっきりで搾汁しなくて済むようになるのはたしかに楽!
朝は忙しいので早起きしないとコールドプレスジュースが作れないしと、いままで手が出せなかった共働きのママでも、アドバンスド100なら気軽にいけそうじゃないですか?
ぜひあなたのお家でも本物のコールドプレスジュースを家庭で楽しめるというシアワセを味わってみてくださいね。
2018年最新機種 ヒューロムスロージューサーアドバンスド100